横浜市の「介護予防普及啓発活動支援事業」の一環で、泉区では今年度からそろばんを使った認知症予防講座を行っている。12月3日には区役所で、活動団体の担当者向けの講座が開かれた。
同事業はロコモ予防や口腔機能の向上、栄養改善、認知症予防を主なテーマとして介護予防や健康づくりを推進するもの。
泉区ではこのうち、認知症予防の分野で、指先運動が脳の活性化につながり、認知症予防に役立つとされているそろばんに注目し、メニューに取り入れている。
この日は、全3回の初日で、民生委員や保健活動推進員などあわせて16人が参加。講師は日本珠算教育連盟顧問の浅見昭剛さんが務めた。講座は玉の動かし方や読み上げ算でそろばんに親しむことからスタート。今後受講者たちは、そろばんを実際に地域活動に取り入れていくためのポイントを学び、最終的にはそれぞれの所属グループに持ち帰って広めていくことが期待されている。
高齢者サロンを運営する民生委員の女性は「いつも食事会の前にカラオケやゲームをしていたが、今後はそろばんを取り入れて、脳の活性化につなげていきたい」と講座を振り返った。
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