市議選 6議席に9人が名乗り
4月1日告示、4月10日投開票の横浜市議会議員選挙へ向けて、戸塚区からは2月28日現在、9人が名乗りを上げている(本紙調べ)。現職4人、元職1人、新人4人が出馬を表明。議員定数見直しで1減の6議席を巡り、接戦が予想される。
今市議選では、現職7人のうち、自民党の鈴木太郎氏(43)(2期)、自民党の吉原訓氏(63)(6期)、ネットワーク横浜の宇都宮充子氏(61)(2期)、民主党の川辺芳男氏(56)(6期)の4人が出馬を表明。ほかに、共産党の元職・岩崎広氏(64)、新人では民主党の小野和宏氏(48)、同坂本勝司氏(43)、公明党の中島光徳氏(41)、みんなの党の足立秀樹氏(40)が立候補を予定している。
前回トップ当選の鈴木氏は、「財政健全化」など、自民党横浜市連が掲げる8分野の条例制定を目指す。
吉原氏はこの4年で、議員定数削減など議会の見直しや、中小企業振興基本条例の制定に取り組んだ。
戸塚区唯一の女性市議である宇都宮氏は、市民事業やNPOの活動創出と支援をしていきたいとする。
川辺氏は区内の交通体制の見直しに着目し、JR東海道線の東戸塚駅停車などの実現へ取り組んでいる。
岩崎氏は高齢化進展による交通弱者増加を見据え、生活道路の整備など交通問題の改善を訴える。
現職・星野國和氏の後継として出馬予定の小野氏は、区民が参加できる、見える政治を目指す。
現職・内田重雄氏の後継として出馬予定の坂本氏は、区民の声を行政へ反映させ、生活の改善を図っていきたいとする。
現職・大滝正雄氏の後継として出馬予定の中島氏は、安心して暮らせる街づくりに力を入れていく方針。
足立氏は、介護従事者などと地域との連携を重視し、地域で包括的なケアを行う介護のあり方を提言する。
戸塚区の有権者数は昨年12月2日現在、22万1396人で、前回の投票率は48・10%。今回は、現職のこれまでの活動・実績に加え、現職より多い元職・新人の訴えや政策を有権者がどう判断するか、注目される。
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4月18日