「イチ、ニィ、サン」。4月6日、永谷地区センター。軽快なリズムの音楽に合わせた合図と足音が体育館に響く。
高齢化に伴う転倒防止とひじ・ひざ・腰痛予防の健康体操や、ボケ防止のゲームなどをする「やもしか体操クラブ」が、4月で35周年を迎えた。
港南区の幼稚園に子どもを預けていた母親たちのレクリエーションとして発足した同クラブ。最初8人だったメンバーは、増減を重ね、現在29人になった。戸塚区と港南区の主婦で構成されており、両区内の地区センターなどで毎週水曜日の午前中に活動している。
同クラブの設立者でありリーダーを務める中里登代子さん(71)(平戸町)は、同クラブの指導のために婦人体育リーダーの研修を7年間受け、体操だけでなく、卓球やフォークダンス、ゲームなどを勉強。この研修が修了した後も、大学の公開講座や本、DVDを参考に様々な体操を考案し、実践している(=写真)。
同クラブで30年間活動している榎本勝子さん(65)(港南区)は、「姉妹のように何でも言い合える仲間に出会えたことが、一番良かったこと」。昨年の7月から参加している伊藤幸子さん(64)(平戸町)は、「体操は地味だが、基礎がしっかりしていて無理なく続けられる。クラブの雰囲気もとても良くて、すぐに馴染めた」と笑顔がこぼれた。
4月27日(水)には35周年を記念した式典と運動会が永谷地区センターで開催される予定。同クラブの詳細は事務局【電話】045・824・7262(川村さん)へ。
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