戸塚区版 掲載号:2011年4月28日号
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プロの味 被災地で提供 「エイト」の近藤社長が企画、仲間と炊き出し

社会

「継続的に支援したい」と近藤社長
「継続的に支援したい」と近藤社長

 神奈川県内の飲食業15社約100人が4月17日、東日本大震災で被災した宮城県名取市の同市役所で炊き出しを行った。各店が料理1万食を用意して持って行ったほか、現地でも料理を作り、来場者に振る舞った。約3千人が来場した。

 このイベント「元気屋台村」を企画したのは、東戸塚や鎌倉市で25店舗を展開する「エイト」(名瀬町)の近藤一美社長(37)。炊き出しに行こうと思い立ったのは地震発生の2日後。現地の物資不足を憂慮した。3月25日に福島県郡山市で同社だけで炊き出しを行い、4月5日には同業との座談会で炊き出しの共同実施を提案、仲間も賛同し、12日後にはイベント開催へ。

 「行動力がすごい」。仲間も舌を巻くほどだが、被災地を目の当たりにした時は絶句したという。名取ICを下りて、目にしたのは、高速道路を隔てて二分された世界。住宅や田畑がある「普通の田舎町」。もう一方は、船や車が散乱した「がれきの砂場」。イベント開催に複雑な思いがよぎったが、元気に迎えてくれた現地の人に逆に勇気づけられた。自分を奮い立たせ、精一杯、大きな声を出して、料理を手渡した。「そうしていないと、今にも涙が出てしまいそうだったから」

 当日はダンボール200箱に詰めた物資も提供したが、会場に広げた途端、人が殺到。一つの物を10人が取り合う状況だったという。行政には、「避難所には物資がある」と受け取りを断られたが、一般家庭などでの物資不足を実感した。

 目に焼きついた光景がある。館腰小3年の児童がイベントの歌企画に登場した。「(児童名)です!地震で、学校、家、家族がなくなりました!だけど、元気に校歌を歌います!」。児童が歌う姿、周囲の手拍子の音。「一生、忘れないだろう」

物資を受け付け

 同社は今後、年内は月1回、被災地でイベントを開く予定。そこで提供する物資を受け付けている。新品の衣類など要望があるので、詳細は同社【電話】045・810・0010。
 

約3千人が来場した
約3千人が来場した

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