被災者に「世話役」 川上第一団地に2世帯
「支え合いが大事」―。
区こども家庭支援課の伊藤薫さんが5月31日、川上第一団地の集会所で、東日本大震災の被災地支援活動を行った経験を語った(=写真)。団地の住民など17人が参加した。
伊藤さんは、感染症などの短期的な問題がある一方、被災した高齢者の足腰が悪いなど長期的な問題もあるとし、その問題解決には「信頼関係が必須」と話した。
団地には現在、鈴木さん、遠藤さんの2世帯が福島県から避難してきている。清水豊司(とよじ)・県営アパート自治会会長は被災者にこまやかなケアができるよう、各世帯に「世話役」を1人ずつ配置。伊藤さんはその対応を「信頼を築くのに良い」。
清水会長は「被災された方の家族状況、個々の状況を把握するには長い時間が必要」と、被災した家族を見守っていくとしている。
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4月18日