東北名物に舌鼓 復興まつり
被災地の生産者が自慢の品を販売する「東北復興まつり」が6月25日と26日、横浜公園で開催され、多くの人が楽しんだ。
宮城、岩手、福島、茨城県の生産者約200人が販売。横浜スタジアム周辺にはブースがズラリと並んだ。
25日、宮城、山形県の郷土料理、しそ巻を販売した「古川食品」には、絶え間なく人がやって来た。しそ巻は、みそにクルミやごまを入れ、しそを巻いた料理。スタッフの吉田通子(みちこ)さんによると、「祖母が昔に作ってくれた」「懐かしい」と買っていく人が多かったという。吉田さんは「宮城の売り場3ヵ所全てが津波で流された。こんなイベントは助かる」。イベントは、名瀬町の飲食業「エイト」など神奈川県の同業を中心とした同まつり実行委員会が主催。被災者が「ありがとう」を受け取れる場所をつくりたいと企画した。来場した中区の大西寿子(ひさこ)さん(51)と姉、友人の3人は「復興支援をしたいけど、個人だと難しい。イベントだったら買うだけで支援になるのでありがたい」と話した。
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