高校生による文化芸術活動の祭典「第35回全国高等学校総合文化祭」が8月3日(水)から7日(日)、福島県などで開催される。文化部のインターハイともいわれている同文化祭。区内では2校から3人が出場する。
上矢部から2人
美術陶芸コースがあり、芸術活動の盛んな上矢部からは、美術・工芸部門へ2人が出場。2人は、昨年12月に行われた県高等学校美術展で「高文連会長賞」を受賞し出場が決まった。
久保埜那奈(くぼのなな)さん(3年)は絵画を出品。作品は、一辺1m超のキャンバスに油絵で描かれた自画像。久保埜さんは「同年代の子の作品が気になる。刺激を受けて勉強になれば」と語った。
明神未来(みょうじんみく)さん(3年)は、掻き落としという技法で模様を描いた直径44cmの大皿を出品。明神さんは「他の人の作品を見て、様々なものを吸収したい。自分の作品への意見が聞けるのも楽しみ」と笑顔で話した。
公文から1人
公文からは文芸部門の俳句の部に松本恵子さん(3年)が出場する。11月の県予選で1位に選ばれた、夏の終わりの寂しさを詠んだ俳句「線香の花びら落ちて夜は秋」など3句を出品。「他県の人との交流はめったにない機会なので積極的に参加したい」と松本さん。
東日本大震災の影響で開催が危ぶまれた同文化祭。吹奏楽など4部門は中止となったが、他19部門は場所や時間の変更はあったものの開催が実現した。
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