節電の夏、熱中症に注意 区医師会会長が講演
戸塚区医師会の菊池英彌会長による熱中症予防についての講演が8月1日、横浜西部総合保健センター(原宿)で開催された。
電力不足のため、エアコンの使用を控えたり、設定温度を高くするなどの対応が必要になるため、熱中症患者が増加することを懸念して戸塚消防署が開催。
講演では、熱中症の基本知識から死亡災害発生件数の推移、予防方法などについて話された。菊池会長によると、熱中症とは、多量の発汗で体内の水分や塩分が失われたり、高温・多湿で汗が蒸発しきれずに体温調整ができない時に起こる熱失神や熱痙攣、熱疲労、熱射病などの総称。応急処置としては、涼しい場所への避難、脱衣と冷却、水分・塩分の補給、医療機関への搬送などが挙げられる。
当日は65人が聴講。参加者からは「どこを冷やすのが効果的か」や「重い熱中症になった場合、後遺症は残るのか」など、多くの質問が寄せられた。菊池会長は「日ごろから水分や塩分の摂取、服装による体温調節、健康管理に気をつけてほしい」と呼びかけた。
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4月18日