戸塚区版 掲載号:2011年8月18日号
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避難所運営 図上で訓練 地域防災拠点の運営委員が研修会

初対面どうし議論をまとめる難しさを実感
初対面どうし議論をまとめる難しさを実感

 区主催の「戸塚区地域防災拠点運営委員研修会」が8月5日、戸塚区地域会議室で開かれ、83人が参加した。

 第1部は、災害社会心理学が専門の昭和女子大学・清水裕准教授が「災害時の心理と避難所の運営について」講演。広域災害下における心理の特徴、避難所で起こり得るトラブルや開設初期の注意点などについて解説した。

 清水准教授によると、広域災害下では「皆同じ思いをした」という連帯意識が働き、自己犠牲的に助け合う一方、「皆同じでなければおかしい」という意識も過剰に高まる。そのため、些細なことでも「公平・平等」への配慮がトラブル回避の鍵になるという。

 また、避難所開設初期の注意点として、【1】避難所内の通路確保(詰めすぎると夜中のトイレ移動などでトラブルの原因に)【2】低層階に要援護者のスペース確保・明示【3】避難者誘導・世帯別名簿作成(鉛筆が大量に必要)【4】避難所運営本部の設置と役割分担の決定(交代制)【5】運営担当者は避難所を離れない-などを挙げた。

 第2部は、清水准教授らが開発した避難所運営図上訓練プログラム「STEP」を体験。日時や天候、避難人数、負傷者数、備蓄物資

などを緻密に仮定して、状況が次々変化する緊迫感も再現しながら、取るべき行動を瞬時に話し合い、決断していく練習を行った。

 平戸在住の加藤羊子さん(80)は、「今までは整然と並んで移動するような現実に即していない訓練だった。今日の内容を参考に、地域の実情に即した想定で、この訓練をやっていきたい」と話した。
 

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