防災拠点の訓練開始 川上北小皮切りに
地域防災拠点で毎年行われる防災訓練が、8月27日の川上北小学校の訓練を皮切りにスタートした。今後、同拠点である区内小中学校34校と地域医療救護拠点の2校で実施される。
震災後初の今回の訓練では、体育館での宿泊をプログラムに組み込んだことが特徴。区が把握する中では、区内の同拠点訓練でこれは初。同拠点の運営委員と近隣自治会・町内会、同校児童や親など約150人が参加。「情報管理班」「救護班」「食料物資班」に分かれ、区との無線連絡や仮設トイレの設置、炊き出しなどを行った。発電機の操作など、初めての訓練に不慣れな様子の参加者も見られたが、資料を片手に試行錯誤していた。宿泊にはうち約30人が参加。同校PTAの細谷由夏さん(39)は宿泊後、「多くの人と寝食をともにするのは心強い反面、不安もあった。お互いのコミュニケーションが大事だと思った」と感想を話した。
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4月18日