区薬剤師会・湯川会長が呼びかけ おくすり手帳の常備を
東日本大震災では、多くの薬局が被災し、情報が紛失。必要な薬がなかなか調達できず混乱するケースが多数ありました。
そんな中、重要な役割を果たしたのが、処方薬の種類・分量を正確に記録してある「おくすり手帳」です(=写真)。災害時には、この手帳さえ持っていれば、医師の処方せんがなくても普段飲んでいる薬を保険薬局で調剤してもらえる場合もあります。健康保険証と同等に大切な物ですので、必ず常備して下さい。
横浜市内では、血圧降下剤や血糖降下剤、抗凝血剤などを服用中の方、透析中やアレルギー、妊娠中の方には、注意喚起のため表紙に貼布できるシールも配布しています。
薬の種類や分量を間違えると、生命にかかわる場合もあり危険です。お薬の服用については、地域の薬剤師までお気軽にご相談下さい。
なお、当会では市内146ヵ所の医療救護拠点で薬を備蓄。担当薬剤師が毎月チェックしています。
【戸塚区薬剤師会・湯川仁会長 談】
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4月18日