戸塚区一丸で応援 なでしこ近賀選手に喝采
「スポーツ観戦は大好き」と山本さん（自家焙煎珈琲モネで）
「２０１２年ロンドン五輪出場決定おめでとう！」―。サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の快挙を受け、区内がふたたび喜びに沸いている。
汲沢在住の自主企画プロデューサー・山本美紗さん（75）は、主力ディフェンダーとして活躍した戸塚区出身・近賀ゆかり選手（27）への祝意をオリジナルの絵に込めた。
障子紙に墨で一気に描いた後、口紅・アイシャドウ・チークなど様々な質感の化粧品で彩色し、華やかに仕上げる独特の画法は、幼いころ山本さんが自然に編み出したものという。日ごろは大学一般公開講座の受講生、エフエム戸塚のアシスタント、介護施設のボランティアと多彩な顔をもつ行動派の山本さん。「お友達と共通の話題で盛り上がれるのがうれしくて」と、多忙の合間を縫ってなでしこの敢闘を見守ってきた（作品は戸塚駅東口モディ２階・自家焙煎珈琲モネに展示中）。
９月13日午後には、近賀選手が戸塚区役所を訪問。区長や職員らが万雷の拍手で迎えた。「応援ありがとうございました。五輪ではいい色のメダルを戸塚区に持って帰って来られるよう頑張ります」と、笑顔で語った近賀選手。葛西区長は「戸塚区一丸となって応援します」とエールを送った。
花束を受け取る近賀選手
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