156点の力作揃う MOA美術館戸塚区児童作品展
MOA美術館戸塚区児童作品展が10月22日と23日、湘南医療福祉専門学校(川上町)講堂で開催された。
MOA美術館児童作品展は、芸術・文化活動の振興に取り組む(財)エム・オー・エー美術・文化財団の主催で、1989年から毎年各地で開催されている国内有数の作品展。戸塚区での開催は8年ぶりとなる。
会場には区内の小学生から寄せられた全156点が展示。家族連れなど多くの来場者が訪れた。
MОA美術館奨励賞に輝いたのは吉崎友香さん(東品濃小2年)の作品「はしれ、さくらちゃん」(写真右)。乗馬体験の思い出を、豊かな発想の色づかいで颯爽と描いた素直な表現力に、多くの来場者が立ち止まり、感心の声をあげていた。吉崎さんの作品は、同美術館全国児童作品展の審査対象となる。
また、そのほかの優秀作品9点が11月23日(水・祝)〜27日(日)「かなっくホール」(東神奈川駅徒歩1分)で開催される神奈川県展にも出展される予定。
実行委員会委員長の吉原訓(さとし)さん(下倉田町)は、「子どもたちの観察力の鋭さに脱帽した。美術への思いの深い方々にもボランティアとして裏方を支えて頂き、感謝している」。フランス芸術家協会会員の中嶋巌さんは「天真爛漫ではつらつとした発想に驚かされた。若い柔軟な頭脳がこのまま育ってほしい」と、講評を寄せた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
4月18日