胎児の感覚にぽかり 岩崎学園生徒が妊婦体験
学校法人「岩崎学園」が運営する横浜保育福祉専門学校(品濃町)で10月23日、学園祭が開かれ、企画の一環として学生が妊婦を体験した。
神奈川工科大学の小坂崇之助教授が発明したシステム「マミータミー」を使用。水袋やタッチセンサー、バイブレーターなどが設置されたジャケットを装着し、羊水の温度である37〜38度に温められた水を水袋に注入することで、成長する胎児の重さや体温、胎動を感じられるシステム。学生約30人が小坂助教授にシステムについて教わり、うち9人が実際に体験。「あったかい」「すげー、蹴ってる」など、初めての感覚に驚いていた。体験した女子学生は「母の大変さがわかった」「いずれは私も子どもを育てたい」、男子学生からは「男には分からない感覚だけど、動くのが辛いんだと分かった」「擬似だけど不思議と愛着がわいた」などの感想が聞かれた。小坂助教授は「このシステムで、妊婦に優しい社会になれば」と話した。
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4月18日