小石君 水泳で全国へ 左腕1本でつかんだ切符
平戸小学校2年の小石昌矢君(人物風土記で紹介)が、11月12日(土)から福岡県で開催される「第28回日本身体障害者水泳選手権大会」に50mバタフライ(S5クラス)で出場する。
6月に開催された関東大会には、25mと50mのバタフライで出場。25mでは、審判に右腕の使い方を指摘され、失格となってしまったものの、その悔しさをバネに50mで本領を発揮。自己ベストでもある1分43秒14で大会記録を塗り替え、優勝を果たした。
生まれつき両足は太もも、右腕は二の腕から先がない。普段の生活の中で鍛えられ、筋肉がついた左腕で水をかき、体全体でバランスをとって泳ぐ。
「泳ぐ時に両肩を動かすのと、足の蹴りが大変。50mは長くてちょっとキツいけど、がんばる」と昌矢君。「目標はパラリンピックで金メダル」と力強くこぶしを上げて意気込みを語った。
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4月18日