公益施設工事 来年2月に鉄骨立ち上げ 地下15mのうち、2次掘削中
戸塚駅西口再開発の第二段階として建設されている、区役所や区民文化センターが入る公益施設。建設着工から7ヵ月が経った今、外からでは分かりづらいが、地下では掘削工事が進んでいる。来年2月ごろから鉄骨が立ち上がる予定だ。
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公益施設の工事では、工期短縮のために地下と地上部分を同時に工事する逆打ち工法を導入している。5月9日の着工後、土の崩落と地下水流入を防ぐ止水壁を設け、長さ約18mの鉄骨柱42本を地中に埋め込んだ。その後、1階部分の床を造成し地下掘削に着手、現在は4次あるうちの2次掘削の段階で、約15m掘り進める。戸塚駅周辺開発事務所によると、今年中には地下全長の半分くらいまでに到達するといい、来年1月末ごろに掘削を終える予定。2月から地下と地上部分の躯体を施工していく。最終的な建設工事の完了は2013年2月の予定。
公益施設は地下3階、地上9階建てで、タクシーと一般車各10台分の乗降場(第2交通広場)、自転車駐車場も整備される。公益施設は3階で駅前デッキ、トツカーナとつながる。また1階には敷地面積約200平方メートルの店舗が入る。物販店を予定しており、具体的にどんな店かは施設オープンの半年前までに決まる予定。整備には、横浜市が委託した民間事業者が施設の設計から運営までを行うPFI事業が導入されており、三菱UFJリースなどからなる特定目的会社「アートプレックス戸塚」が担っている。
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4月18日