密かに情熱 ものまねの道 地域イベントに出演する福嶋さん
店内に甲高い声が響き渡った。「この商品はですね!」―。身振り手振りを交え、ジャパネットたかたの社長のものまねをする福嶋宗樹さん(42)。父が社長を務める上倉田町の家電店「トツカ家電」で働く。
その傍ら、福嶋さんが密かに情熱を燃やしているのがものまねだ。戸塚東口商店会の副会長を務める福嶋さんは、同商店会主催のイベントやコンフォール上倉田団地で行われる「夏の市」、舞岡町の果樹農園「かねこふぁ〜む」の祭りなど、地域の催しでものまねを披露している。得意とする福山雅治やロックバンドのラルクアンシエル、B'zなど、30〜40のレパートリーをもつ。笑いをとりたい時は、ジャパネットたかた。
「気持ちいい」。中学生の時からものまねが好きだった福嶋さんは、36歳の時から「ものまね紅白歌合戦」のオーディションを受け続けている。結果は今のところ出ておらず、「ちょっとへこんでる」というが、「もういいや」と思うまで受ける心構えだ。妻に「似てない」と一蹴されるも、10歳になる娘と「2人でものまねやれたらなあ」と小さな願いを抱く。今目指すのは子どもを楽しませられるアニメ系の習得。地域のイベントには、「依頼があればガンガン出たいです」。4月1日(日)にはグランフォーレ戸塚の桜祭りに出演する。同店【電話】045・881・0930。
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4月18日