相馬高生の1年 新聞で 戸塚図書館に掲示
福島県相馬市の相馬高校生徒が、東日本大震災発生後1年の同校の様子などを伝えた「相馬高新聞」=写真=が、戸塚図書館に掲示されている。
3月1日に発行された同新聞には、将来に向け「不安があまりに多すぎて」と話す生徒の気持ちが書かれ、同校生徒に行ったアンケートでは、多くの生徒が不安を抱えていることを浮き彫りにした。また、論説では、「オトナの言葉は氾濫したが、子どもの本当の声を聞いていない」と指摘。被災地の子どもが今、何を思っているかが知られる。
同新聞の昨年4月発行号は1月に全国高校新聞コンクールで最高賞を受賞。結果記事を読んだ職員の久野(くの)規子(のりこ)さん(55)が同校に依頼し新聞を贈ってもらったことで、3月発行分も同校から届いた。詳細は同館【電話】045・862・9411。
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4月18日