戸塚区版 掲載号:2012年7月19日号
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本拠地・横浜の集客増が課題 デスク・レポート

 ▽神奈川県初のプロバスケットボールチームとして昨年誕生し、10月開幕のbjリーグに新参入した横浜ビー・コルセアーズ。今季4月まで31勝21敗、東地区2位でプレイオフに進み、リーグ東西19チーム中、3位の好成績で幕を下ろした。プロ野球、サッカーJリーグの既存チームがひしめく横浜で、存在感を示した初年度だったと言える。

 ▽リーグ参入が決定したのは、開幕前年の8月。チームの前身である設立委員会がスポンサー獲得に奔走したが、東日本大震災の影響を受け、目標値の10分の1程度と大苦戦した。年会費5万円の後援会(法人)26団体のうち、横浜市内は3割以下と低迷。計画していたテレビ神奈川の試合放映は、スポンサーが決まらず実現しなかった。年間3億円とされる運営資金の工面は半分にも満たなかったが、廣田和生球団代表は「チームの土台づくりは通常2、3年かかるが、都会では(結果が出るまで)待ってくれない。1年である程度まで実現できた手応えはある」と語気を強める。

 ▽産業能率大学が協力する競技場アンケートによると、シーズン前半は競技を知らない観客の割合が3分の1程度だったが、3月ごろから3分の2を占めるようになったという。観客動員数はシーズン全52試合で7万5258人(球団発表)。1試合平均1447人で、リーグ平均の1576人をやや下回った。当初の目標は平均1700人、そのうち1千人を競技者層で見込んだが、実際は半分の500人程度にとどまった。県内約3万7千人という全国最多の競技者へのアプローチだけでなく、競技との関係が薄い層の囲い込みがカギを握るだろう。チームの強さは大前提だが、同時にエンターテインメント性を高めなければ、非競技者層の心はつかめない。

 ▽ホームタウン(本拠地)での集客増にも着手したい。ホーム戦は市内の横浜文化体育館=中区=と横浜国際プール=都筑区=のほか、平塚や座間、小田原で開催。26戦16勝とホーム戦で勝負強さを見せる一方で、観客数は平均1050人と伸び悩んだ。テレビ放映に必要なスポンサー獲得のためには、集客増が条件になる。ネットやラジオなどあらゆる手段で時間、会場等の試合情報を発信することが、来季への課題だ。
 

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