戸塚消防署 あの震災を教訓に 減災を区民にアピール
非常用保存食に高い関心
戸塚消防署は８月30日と９月３日に、昨年の東日本大震災の教訓などを踏まえ、区民一人ひとりに減災への取り組みを働きかけようと「減災キャンペーン」を開催した。
戸塚駅西口地下東西自由通路が会場。東日本大震災の記録写真の展示、非常食、ラジオ付きで携帯電話の充電ができるライトなどの防災グッズコーナー、心肺蘇生法・ＡＥＤ体験コーナーを設け、署員らが道行く人にアピールした。
ビデオで流れていた東日本大震災の発災当時の大地震、津波の映像を食い入るように見ている人たちも多く見られた。
泉区から来たという年配の女性は、熱心にビデオを見ながら「改めて見てびっくり。震災以来、貴重品などをまとめてすぐ出せるようにするなど意識するようになった」と話していた。
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