幼保小 相互理解を 健やか子育て講演会
幼稚園や保育園から円滑に小学校へ進学するために必要なことを学ぶ、戸塚区幼・保・小教育交流事業「健やか子育て講演会」が12月5日、戸塚公会堂で開催された。同実行委員会主催。
これは横浜市が進める幼保小連携事業の一つで、今年で29年目。当日はそれぞれの現場職員をはじめ、保護者も多く来場した。
講師を務めたのは、ひまわり幼稚園(戸塚町)園長の金子禎氏。金子氏は15年間の校長・副校長を含む小学校の教員歴が37年間。1995年から現在まで幼稚園園長として、長く教育現場に携わり続けている。
テーマは「幼児教育の重要性、スムーズな幼小の接続」。金子氏は自身の経験を振り返り、「小学校勤務時代は幼稚園をあまり気に留めなかったが、今、幼稚園にいると幼児教育の大切さを実感する」とし、子どもたちが年長児になったときに持っている能力を周囲の大人が把握し、小学校で生かすことが重要だと力説。その上で、幼保小の職員が各々のカリキュラムを理解しなければならないと話した。
来場者は真剣な様子で耳を傾けていた。
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4月18日