医療公開講座 感染性胃腸炎最後の砦は手洗い
(医)柏堤会などが定期的に開催している医療公開講座「冬場に流行る感染性胃腸炎(ノロ・ロタウイルス)が12月21日、戸塚町にあるサンフラワービルの会議室で開催された。講師は昭和大学附属豊洲病院・同大豊洲クリニック小児科准教授の田中大介医師。
当日、会場には高齢者や乳児を連れた母親などが多く訪れた。田中氏はノロウイルスが冬場、ロタウイルスは年明けから春先に流行しやすいと説明。自身の経験談を交えながら、それぞれの特徴を解説した。
両方に起こりやすい注意すべき症状に嘔吐や下痢による「脱水」があるとし、特に小児は水分補給や、状態によって点滴などの早期対処が重要だと話した。
また、2次感染防止策として消毒の方法も紹介。田中氏は「それでも、最後の砦は手洗いと日ごろからの体力づくり」と強調。来場者からは講座後に質問も上がっていた。
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4月18日