東戸塚駅東口からほど近い品濃町の一角で、1本のヒマワリが真冬の寒さのなか元気に花を咲かせている。
水やりなどの世話を続ける常盤静子さんによると、これは2年前に育てたヒマワリからこぼれた種が自然に発芽したもの。昨年9月頃、同じプランターに生えた別のヒマワリが枯れ始める時期になってようやく芽を出すと、夏が終わってもすくすくと伸び続けた。そして暮れになり、サイズは少し小さいものの、ついに花が開いたという。
防寒対策など特別な世話はしてこなかったという常盤さんは、「いずれダメになってしまうと思っていたけれど、つぼみがふくらみ、色づき始めた頃から、もしかしたらと期待していた。よく霜にやられなかったもの」と感慨深げ。
背丈1m50cmほど。さほど陽当たりが良い場所ではないなか、寒風に吹かれながらも凛と咲くヒマワリ。近くに住む中村紀子さんは、「こんな真冬なのにすらっと咲いていてびっくりしたけれど、嬉しかった。仕事帰りに見ては、ほっこりした気分になっています」と話していた。
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