戸塚の文化財 守れ 永勝寺で消防訓練
下倉田町の永勝寺で1月19日、消防訓練が行われた。これは1949年1月26日に、法隆寺金堂が炎上し、壁画が焼損したことがきっかけで定められた「文化財防火デー」にちなんだもの。戸塚区内では唯一、県指定文化財の聖徳太子立像が納められる同寺で毎年行われている。
当日は下倉田町内会の住民や戸塚消防署の職員、消防団員150人以上が参加し、立像を火災から守るためのバケツリレーや放水訓練を行った。
同寺はかつて天台宗の寺院だったが、親鸞が鎌倉へ布教に向かう際に寄ったことから、浄土真宗の念仏道場になった。同寺の田口壽人住職によると、親鸞が尊敬する聖徳太子立像は当時の門徒から崇められ、祀られ続けてきたという。
田口住職は「立像が800年にわたり守ってこられたのは、地域の皆さんの協力のおかげ」と話していた。
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4月18日