戸塚区版 掲載号:2013年2月21日号
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文部科学大臣優秀教員表彰を受けた汲沢中学校の養護教諭 片岡 勝江さん 泉区在住 

生徒が幸せになるために

 ○…養護教諭として28年間の小学校生活を経て、昨年4月から汲沢中に。「中学はどんな様子か自分なりに体験したかった。中学校も楽しい」とにこにこ笑う。前任校で推薦され、昨年度は横浜市で表彰された。「特別なことをしたわけではないけれど、そろそろ片岡にあげようってなったんじゃないかな」と明るく笑いながら謙遜する。

 ○…「先生、聞いて」―。次々と保健室を訪ねて来る生徒たちに「何なに?どうした?」と即対応。「生徒たちからは保健の先生って暇だよねって言われるけれど、仕事は結構あるのよ」ときっぱり。集団生活に中々なじめない子どもや、辛い家庭環境に置かれる子どもたちが、心を落ち着かせる場にもなる保健室。「学校にいる間だけでも楽しく過ごせたら」。子どもたちの環境はかつてより複雑になり、教師に求められるものも変わってきていると実感する。「中学は3年間だから、あっという間。保護者とも早く分かり合える関係になりたい」と前を見る。

 ○…生徒とは気さくに接しながらも、社会のルールやマナーは教え続ける。かつての勤務先で先輩教員たちが朝礼中、毅然と児童を指導する姿に衝撃を受けた。「教師は教え導くものって気づいた。優しいだけなら簡単」と語気を強める。「片岡先生って怖いね、でも優しいよねって言われたらラッキー」。29年間の教員生活の中で在校生が亡くなる経験もした。今でも思い出すと辛く、涙が出る。「目の前に存在してくれるだけで子どもはありがたい。だから生徒たちには幸せに生きてほしい。大事なのは心が豊かになる教育」。教師としての切なる思いだ。

 ○…大学生の娘2人の母親でもある。休日は一緒に出かけたり、時には服をシェアすることも。「たまに娘から、お母さんのスカートは短くてはけないって言われる」と苦笑い。明るく、時に厳しく―。ぶれない”片岡流”で、生徒や保護者の声を受け止めていく。
 

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