海岸周辺守るクロマツ 小雀建設が県と記念植樹
小雀建設(株)(小雀町・小泉和雄代表取締役)が神奈川県に贈呈した、抵抗性クロマツの苗木の記念植樹式が2月20日、藤沢市の辻堂東海岸で行われた。
同社が創立50周年を記念して昨年寄付した苗木200本と飛砂防止の竹ず柵の材料は、300万円相当。黒岩祐治県知事からは同社へ感謝状が贈られている。
藤沢土木事務所によると、辻堂海岸の防砂林は1928年に整備された。海岸地周辺はかつて荒廃地で、塩害や飛砂の影響により国道134号線が交通止めになることが多かったという。クロマツは害虫にも強く、海岸地に優れている植物。昨年、小雀建設(株)が寄付の相談を県にしたところ、藤沢土木事務所から提案があり決まったという。
当日は小泉社長と土木事務所の木下幸夫所長が2本の苗木をともに植え=写真=、200本分の植樹が完了。小泉社長は「今後は維持管理も協力して行う。これからもできる限り、社会貢献していきたい」とコメント。木下所長は「クロマツによって、何十年も湘南の地を守れるように、整備を頑張っていきたい」と話していた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月18日