寿泳クラブ 世界記録を突破 水泳短水路フリーリレー
4月に行われた2013年度日本マスターズ水泳短水路大会フリーリレーの2会場で、汲沢在住の白山勝三さん(90)と小貫和也さん(74)を含む4人で参加した寿泳クラブが世界新記録を突破した。
大会の主催は一般社団法人日本マスターズ水泳協会。寿泳クラブは14日に川崎会場で男子4×200m(320〜359歳区分)、27日には千葉会場で男子4×100m(同)に出場し、それぞれ14分44秒84、6分35秒12を記録。国際水泳連盟が1月に発表した世界記録を上回った。
ゴール直後、電光掲示板に「ワールドレコード」の文字が浮かび上がった際には、抱き合って喜んだという。記録は同協会が公益財団法人日本水泳連盟を通じ、国際水泳連盟に認定を申請中(5月7日現在)。
同じ町内に住む白山さんと小貫さんだが、知り合ったのは約10年前。それまでは区内の水泳施設内でそれぞれトレーニングしていたが、ある時、施設内に張り出してあった小貫さんの大会記録を見た白山さんが、クラブへの入会を誘った。
「新メンバーで臨んだので感激もひとしお。小貫さんたちが速さで貢献してくれた」とは、これまで数々の記録を打ち立ててきた白山さん。既に7月に行われる大会(男女混合フリーリレー)へのエントリーも済ませているという。水泳を長く続ける秘訣を「練習は真面目に、無理のない範囲で続けること」と話した。
小貫さんは「私以外の3人は日本のトップクラス」と謙遜し、「次はメドレーリレーでも世界を狙いたい」と力強く目標を掲げた。
2人以外の出場メンバーは渡邉改三さん(89)=旭区在住、下野育朗さん(75)=藤沢市在住。
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4月18日