ビーチバレーの全国大会に、私立公文国際学園高等部と県立上矢部高等学校が、それぞれ神奈川県代表として出場する。
公文国際学園
6年連続の全国大会出場を決めたのは、県予選で優勝した粟嶋康太さん(3年)、吉田滉さん(3年)ペアと準優勝の合原和希さん(3年)、窪田真汐さん(3年)ペア。目指すのは全国優勝だ。顧問の石川雅道教諭は「ビーチバレーが盛んで、過去に優勝経験がある大阪府や沖縄県などがライバルとなってくるのでは」と話す。
同校は4年前に全国制覇を成し遂げている。その先輩の姿に憧れ、サッカー部から転向したという主将の合原さんは、「先輩と比べると攻撃力や派手さは劣るが、作戦勝ちできるような頭を使う丁寧なプレーをしたい。公文同士で決勝ができたら」と意気込んだ。
上矢部高等学校
葉山みなみさん(3年)と芹野愛さん(3年)がペアを組んだのは、県大会1週間前。通常はバレーボール部として活動しているため、直前での結成となった。
二人は他校の選手と比較して小柄。練習不足も否めなかったが、同校は過去に2年連続で全国大会に出場している強豪。今回も優勝で全国への切符を手にした。顧問の鈴木徹教諭は、「先輩が築いた伝統を引き継ぎたいという強い気持ちが勝因だった」と振り返る。
昨年は県予選で敗退した雪辱を晴らし、「全国に行けてうれしい」と喜ぶ葉山さん、女子高生らしく「大会では日焼け止めを塗りたくる」という芹野さん。目標は「やっぱり優勝」。
全国大会は女子が愛媛県で8月8日、男子が大阪府で9日に開幕する。
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