薬物乱用防止ポスター 区内から2作品が入賞
9月8日(日)まで開催中の「第2回薬物乱用防止キャンペーン」(同実行委員会=横浜市、(社)横浜市薬剤師会、横浜薬科大学=主催)の一環であるポスターコンクールで、戸塚区内から小、中学生がそれぞれ一人ずつ入賞した。
♢
応募があった約300点のうち、入賞・入選作品は約100点。横浜市立平戸小6年の山田健太君=写真右上=の作品は、最高賞の横浜市長賞を受賞した。また、市立秋葉中学校3年の三宅里佳さん=写真左上=の作品も、横浜ビー・コルセアーズ賞に選ばれた。
日ごろから「絵を描くのが好き」という2人。作品にはそれぞれの表現方法で、薬物への強い警戒感を込めた。山田君はこれまでにもさまざまなコンクールに応募しており、入賞経験もあるが、1等賞は初めて。「小学生のうちに取りたかったので、すごくうれしい」と笑顔を見せていた。
三宅さんは美術部に所属。中学生になってから初めての応募で、初入賞した。「構想を1週間ほど練り、1日で描き上げた。中学最後の年に入賞できて良かった」と話していた。
入賞・入選作品は9月8日まで、みなとみらいギャラリーC(クイーンズスクエア横浜内)で展示される。
浜薬生が寸劇で啓発
実行委員でもある横浜薬科大学(俣野町)では、8日にクイーンズサークル(クイーンズスクエア横浜内)で開催されるイベントで、学生50人による寸劇を取り入れた薬物乱用防止教室とクイズ大会を、昨年同様に行う。
寸劇を披露するのは、病態生理学研究室(篠塚達雄教授)の学生15人=写真下=。ストーリーには学生たちが授業で学んだ薬物に関する知識などが盛り込まれており、専門家の監修も受けている。当日、司会進行役を務める稲葉奈千さん(5年)は、「どんなときもノーと言えるように、薬物の恐さを、風船を脳に見立てた実験など交えながら分かりやすく伝えたい。最近問題になっている脱法ハーブと普通のハーブの違いなども説明する」と話していた。
ステージイベントは午前11時から午後3時45分まで。同大の出演時間は午後0時10分と3時の2回。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
4月18日