紙芝居でハッピーに 「あ、うんの呼吸」で活動中
「最後は皆さんがハッピーに」――。
そんな想いで紙芝居を続けている2人、濱野紀子さん(小雀町)と山崎良枝さん(俣野町)は同じ区内の高齢者施設で働いていた2010年、施設利用者に紙芝居を楽しんでもらおうと「はまちゃん やまちゃん」を結成した。
高齢者にもよく見えるよう、大型の紙芝居を自作した。絵は山崎さん、文章は濱野さんが担当し3カ月〜半年かけてひとつの作品を完成させる。持ちネタは8作。今9作目を作成中で、「10作目はどんな内容にしようか」と次々アイデアを出し合う。
活動を知った民生委員の紹介で他施設にも出向くようになった。11月1日には区総合庁舎での企画展に合わせて、戸塚の民話を題材にした紙芝居を演じた。「『区役所デビューなの』と友人に言っちゃった」とはしゃぎ、「この歳になると毎日楽しいわ」とはまちゃんが言えば、やまちゃんが間髪入れず「私もよ」と応じる。
「自分たちが楽しいから」と活動は無償で続けている。「よくぞ見てくれたと、お煎餅あげたいくらい」
「健康管理に気をつけて紙芝居を続けたい」と口を揃える2人。希望があれば個人宅にも伺いたいと抱負を語ってくれた。問い合わせは山崎さん【電話】045・851・7296。
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4月18日