俣野小5、6年児童 地域の心 背負い舞う 寄贈の法被でソーラン節
市立俣野小学校(山崎浩一郎校長・児童数140人/12月1日現在)の5、6年児童59人が11月30日、地域から寄贈を受けた法被をまとい、同校イベントのオープニングでソーラン節を披露した。児童とともに、背中の「横浜俣野」の文字が躍動した。
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同校ではそれまで、運動会等で児童がソーラン節を踊る際には、他校から法被を借りるなどしていたという。「俣野小の法被があるといいね」といった地域の声もあったが、限られた学校予算では実現は難しかった。そんな要望を受け、地元企業、(株)石井建材の石井正雄会長や地域の町内会・自治会によって実現したのが今回の寄贈。計65着の法被のデザインについてもPТAなど地域の助言があったという。
法被の初披露となったのは、11月30日に行われた恒例イベントのオープニングセレモニー。児童らが元気にソーラン節を踊ると、会場は関係者や保護者らからの大きな拍手で包まれた。
山崎校長は「地域の温かい支えに感謝。法被も立派、子どもたちの表情も立派。(児童には)これからも力強く学校を引っ張ってほしい」と目を細めた。俣野町内会の石井三雄会長は「児童らは明るく、見ている人に感動を与える。子どもたちのおかげで地域の触れ合いも生まれており、これからも(学校を)盛り上げていきたい」と話していた。
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4月18日