災害時の混乱防止へ 戸塚駅周辺で訓練 250人規模で実施
戸塚駅周辺で2月19日、災害時の混乱を防ごうと対策訓練が行われた。戸塚駅周辺混乱防止対策連絡協議会が主催し、区役所や警察署、消防署、近隣町内会・自治会、商店会、大学、鉄道各社等から約250人が参加した。
「実際の災害時にどうするか考えながらの訓練に」。葛西光春戸塚区長の呼びかけで始まった訓練は、午後2時30分に東京湾北部を震源とするマグニチュード7・3の地震が発生し、区内で最大震度5強を観測、多数の帰宅困難者が発生したとの想定で実施された。帰宅困難者役として参加したのは、15機関から146人。6箇所に設定された滞留所から、戸塚法人会館や戸塚スポーツセンター等の一時滞在施設までを係員の誘導に従って移動した。
戸塚パルソ振興会(栗田昭義会長)の滞留所に集まった帰宅困難者役=写真=は20人。近くの施設に勤務する参加者は「人の流れを自身の目で確かめたかった」「駅前には普段から人が多いことを確認した」と話していた。参加者は一時滞在施設で備蓄物資を確認するなどした後、駅前に集合し訓練を終えた。
栗田会長は「(訓練を通じ)悪い部分は改善し、良い部分は伸ばすなど、経験を有効に活用できれば」と話していた。
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