戸塚区の花でもある桜が見ごろを迎え、区内各所で花見を楽しむ人々の姿が見られた。
桜の名所として知られる柏尾川沿いも、両岸に延々と続く桜並木が満開となり、吉田大橋近くにある芝生広場でも花見客が大勢集まり、大きなレジャーシートを広げて弁当を楽しむなど、にぎわいを見せていた=写真(4月2日撮影)。天候も良く、川の中に入って鯉を探したり、花かんむりを作ったりして遊ぶ子どもたちの姿もあった。
週末には祭りも多く開催された。5日には戸塚桜まつり、6日にはグランフォーレ桜祭り、吉田大橋さくら祭りなどが開催され、桜を見ながら伝統芸能などのステージを楽しんだ。
木の維持活動も
柏尾川沿いの桜並木の歴史は古く、江戸時代から続いており、戦争や堤防の工事などで伐採と植樹が繰り返されてきたという。現在、寿命を迎えつつある桜並木を守ろうと区ではボランティアの「戸塚桜セーバー」と協力し、桜の維持管理をしている。単に新しい木に植え替えるのではなく、現存する桜を回復させるといった方針で進めているという。また、講座などを開催することで、小学生や地域住民に理解を深めてもらう活動も行っている。
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