戸塚区版 掲載号:2014年5月8日号 エリアトップへ

南谷戸のおおわらじ 地域の手で3年ぶり新調 課題は藁の入手

文化

掲載号:2014年5月8日号

  • LINE
  • hatena
新調された全長3・5mにおよぶわらじ
新調された全長3・5mにおよぶわらじ

 1993年に横浜市地域有形民俗文化財に登録された「南谷戸のおおわらじ」がこのほど、3年ぶりに新調された。4月27日には式典が行われ、作業にあたった「南谷戸和楽路(わらじ)会」(金子喜久男会長)の会員らによって掛け替えられた。

 現在の戸塚区下倉田町の一部にあたる「南谷戸」で大わらじを奉納する風習は、この地域に住む若手農家らが大正初期、米づくりの副業で藁加工を始めたことがきっかけ。五穀豊穣などを願い、南谷戸の象徴として作られた。1993年には米国ハワイ州のホノルル美術館からの依頼で展示用のわらじを製作し、船で送った歴史もある。

 風雨にさらされるため、傷み具合によって3〜4年ごとに作り替えられるわらじのサイズは、重さ約200kg、全長3・5m、幅1・5m。地域住民ら約40人が所属する同会が、代々伝わる製作図面や、降ろした古いものを参考にして約一週間で作り上げる。水分を含んですぐに傷まないように縄をきつく編むが、機械は使わないため、非常に力のいる作業だ。

 1世紀以上にわたって受け継がれてきた南谷戸の伝統。金子会長によると、会員らは活動に協力的で、製作作業にも積極的に参加してくれるという。一方、課題は藁の入手。2011年以来となった今回の作り替えで使用した藁は軽トラックで2台分におよんだが、田植えの時期から農家へ予約しておかなければ、近年は確保が難しいという。

 掛け替えを終え、自身も20代のころから製作に携わってきた金子会長は、「代々受け継がれてきたものをストップさせるわけにはいかない。正直ホッとしている」と感想を話していた。

平成横浜病院

ヘルスケアセミナー5月18日(土)「排泄って大切!」参加無料・先着50名

https://yokohamahp.jp/

フォーラム映画上映会

横浜市戸塚区上倉田町435-1 045-862-5056

http://www.women.city.yokohama.jp/

<PR>

戸塚区版のトップニュース最新6

普段からの備え 強調

獣医師会戸塚区会長

普段からの備え 強調 社会

「風水害 一時預かり」語る

7月29日号

倒産件数、上半期は大幅減

倒産件数、上半期は大幅減 経済

特別融資、支援金が下支え

7月29日号

県保健衛生表彰を受賞

品濃町苅谷さん

県保健衛生表彰を受賞 社会

戸塚区内で唯一

7月22日号

初のシニアスマホ講座

戸塚区

初のシニアスマホ講座 社会

コロナ禍の“交流”促進狙う

7月22日号

試合中の避難訓練を体験

サッカーチーム所属児童

試合中の避難訓練を体験 教育

戸塚に本部置く団体 企画

7月15日号

通告・相談件数が過去最多

横浜市児童虐待

通告・相談件数が過去最多 社会

社会的関心の高まり背景

7月15日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月22日0:00更新

  • 7月15日0:00更新

  • 7月8日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ゴスペルコンサート参加者募集

【Web限定記事】戸塚ゴスペルコンサート実行委員会

ゴスペルコンサート参加者募集

初心者歓迎 全4回のプロ指導

7月1日~7月31日

戸塚区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • とつか歴史探訪

    とつか歴史探訪

    ■〜旧東海道・戸塚宿を訪ねる〜第65話 〜旅は命がけ・通行手形〜

    7月22日号

戸塚区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年7月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter