NPO法人こまちぷらす(森祐美子代表)が運営する「こまちカフェ」が5月29日、戸塚町に移転オープンし、戸塚区総合庁舎3階でセレモニーが行われた。
会場には、これまで同団体とともに活動してきた人や応援する人らが多く集まった。式では、団体のこれまでの活動や横浜市のまち普請事業のコンテストの様子などを紹介する動画を上映。森代表は自身の体験を交えて「子育てはママだけが頑張るものではない。街の人の温かいまなざしや声かけ一つで子育ては変わる」と地域での子育ての重要性を呼びかけた。出席した田雑由紀乃戸塚区長は「行政でも子育て支援は行っているが、このしなやかな雰囲気は良い。私たちも学ぶところがある」と話した。
移転前のカフェの利用者は母親や親子連れが多かったが、移転に伴って手作り品の販売スペースや、料理・手芸などの教室が開けるレンタルスペースを用意するなど、これまで以上に多世代で利用しやすいものへと生まれ変わった。
新たな試みとして、子どもを対象としたプロジェクトもスタート。「子ども放送局」や「子ども会社」といった講座などを開講する予定だ。また、メニュー開発・仕入れから販売・接客まで、すべて子どもたちが行うカフェの運営を5年後の目標に掲げている。「『また、こまちで』を合言葉に、カフェがママの場所から戸塚のみんなの場所になれば」と森代表は話す。
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