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戸塚区版 公開:2014年7月17日 エリアトップへ

清水ゆうシャンソン研究会代表として福祉施設でボランティア活動を行う 清水 ゆうさん 汲沢町在住 67歳 本名:出村秀一さん

公開:2014年7月17日

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歌い続け、伝えたい

 ○…一度しかない人生、自分のやりたいことをやる―。そう固い決意を胸に秘め、商店街や老人ホームでのボランティアに精を出す。そうしていると親孝行している充実感を味わえると共に、学ぶ事も多いのだという。今後も多岐にわたりボランティア活動に関わっていきたいと話す。

 ○…若いころには、手に職をつけなくてはいけないと考え工業専修学校の溶接科に入学するも途中で辞めて夜間高校に通い自己流でピアノや歌を上達させた。その努力もあって東京音楽大学への切符を手にした。そこからはバンドマンとして都内や横浜のクラブを回り、下積み時代を無我夢中で駆け抜けた。シャンソンと出会ったのは友人と一緒に行ったコンサート。ピアノ伴奏の自由さに惚れ込んだ。以来これしかいないと心に決め、30年間続けた教師を辞職。シャンソン歌手としての日々を邁進した。

 ○…6つの学校を回った教師としての一番の思い出は舞岡中学で、吹奏楽部を一から立ち上げたこと。約100人もの部員を引率し、指導したこともあった。吹奏楽コンクール横浜地区大会金賞を獲得するなど、指導力もさることながら演奏の実力も評価されるほどまでに高めた。当時の生徒とは今でも交流があり、曲を作る時などに精神的な応援になるという。オリジナルの曲を作る傍ら、プライベートではガーデニングに凝っている。庭には紫陽花、ペパーミントハーブ、スイスリコラミント、ブルーベリーなどの数々の草花が育てられている。自宅に客人を招いた時にはハーブで作ったお茶で迎える事が決まりだという。

 ○…「シャンソンは情緒を大事にした情感の綺麗なもの」。シャンソンの魅力をそう表現する。今後歌い続ける事を通して日本の風景、故郷、青春時代の思い出や、素晴らしい日本語を綺麗な発音で伝えていきたいと語る。その眼光は、まだまだ衰える事無く、未来を見据えているようだった。
 

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