戸塚区で実施している高齢者の見守り事業「みまもりネット」に、このほど戸塚美容組合加盟店のうち、43店舗が協力事業者に登録した。7月14日には、同組合の佐藤栄一会長に田雑由紀乃区長から協力事業者登録証が手渡された。
みまもりネットには、郵便局や新聞販売店、コンビニエンスストアなどの民間事業者らが登録。日々の業務などを通して地域の高齢者を見守り、異変に気付いた際に区役所や地域ケアプラザに連絡することになっている。今回、同組合が登録したことで、登録事業者数は80から123へと大幅に増加した。
高齢者宅などを訪問する宅配型の事業者などに対して、美容室の場合、応接頻度は高くないものの接客時間が長く、一人ひとりとのつながりは深い。「込み入った話をしてくれる人もいるし、悩みを聞くこともある。組合員の中には50年ほど地元で店をやっている人もおり、地元への思いが強いようだ」と佐藤会長は話す。今回の登録についても組合員から声が挙がったという。田雑区長は「決まった店(美容室)に通う人も多く、ちょっとした異変などにも気付きやすいのでは」と期待を込める。
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