とつかパパスクールの講師としてカメラを通して子育てを教える 佐藤 勇介さん 深谷町在住 36歳
受け入れてあげる大切さ
○…0〜2歳の子を持つ戸塚区内の父親を対象に11月1日に講座「家族の笑顔を写真に撮ろう!」を東戸塚の公園で開講予定。「カメラの使い方、シャッターのタイミングも『持ち帰ってもらいたい』、あくまでもカメラはツール。実際には子どもと触れ合う事の楽しさを学んで欲しい」と小気味いい。2009年に今のカメラを取り扱う会社に移りマーケティングを担い、1年3カ月いた後に営業部に移る。営業部で自分が提案した事が実際に取り入れられる事にやりがいを感じるが、「数字を追うことはやっぱり大変」と、背筋を正す。
○…仕事と育児の話の事を聞くと「バッサリ、おりあいを付ける事」と笑顔。子どもと接する事で状況への対応もよくなった。まずはその場を受け入れる習慣が身についた。そういう部分は自身が通う民間企業のコーチ養成機関からも学ぶ。2歳になる娘の父。「親バカだけど、バカ親とは違う」と言い切る。教育方針は子どもがやりたいと思っていることをサポートしてあげる事。そのためには親として我慢も必要という。「子どもは無限の可能性を秘めているから」
○…休みの日には、子どもと一緒に行動をして一緒に走り回ったり、笑顔になり気持ちを分かち合う事が一番のストレス解消法。風景や食べ物、花などの写真を撮りに行ったりもする。最近では登山に行くことも。大山と富士山に二回、塔ノ岳に一回登った事があり、一歩、一歩登る事に達成感を感じるという。まだまだ山登りに挑戦したいと話した。
○…子育てについてのノウハウは妻から、子どもに対してぶつかっていく姿勢はコーチングで習得。後は子育てしながら手探りの中から学ぶ。決して先回りをして答えを与えるのではなく、分からないことを一緒に受け入れ、気持ちを尊重してあげる。「子どもにも間違える権利がある」とまっすぐな眼差しで優しい語り口が印象に残った。
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4月18日