戸塚区を拠点とする女子サッカーの横浜FCシーガルズは10月18日、関東女子サッカーリーグ2部の最終戦で国士舘大学を2対1で下し、後期リーグを全勝で終えた。リーグ優勝で同1部への昇格を決めたが、クラブは日本女子サッカーの3部に相当するプレナスチャレンジリーグへの参入戦に出場するため、その結果次第で来季戦う舞台が決まる。
国内最高峰のなでしこリーグ参入をめざす同クラブ。関東女子サッカーリーグ2部を戦った今季は前期リーグを6勝1敗、後期リーグを7戦全勝とし、同リーグを制した。
クラブが掲げるのは「華麗で優雅なパスサッカー」。田中景子キャプテン(28)は「パスの精度を欠き苦しい試合もあった」と振り返るが、結果として前後期を通じ得点61、失点7と他を圧倒した。
なでしこリーグ経験者らを補強して臨んだ今季。若い選手が次第に成長したこともあり、選手層の厚さにつながったという。それが後期全勝というかたちで表れた。特に前期5試合目に敗戦した後はチームがまとまり、9連勝を記録した。
11月2日から参入戦
同クラブのプレナスチャレンジリーグへの参入チーム決定戦は11月に始まる。全9チームが出場し3チームずつ3組に分かれ、上位2チームは自動昇格。各3位のチームは総当たり戦を経て、入れ替え戦への進出チームが決定する。
参入戦は静岡県裾野市で行われ、同クラブは2日(日)に新潟医療福祉大学女子サッカー部と、3日(月)に益城ルネサンス熊本フットボールクラブと対戦する。両試合とも午前10時キックオフ。
プレナスチャレンジリーグへの参入が決まれば、その後プレナスなでしこリーグ2部、同1部をめざすことになる。
「必死なプレーから得るものを見出していただきたい」(亀田勝昭監督)、「気軽に声をかけてもらえる関係を築きたい」(田中キャプテン)、「試合を見てもらえるようなサッカーを」(山本絵美選手兼コーチ)、「楽しかったと言ってもらえるように」(吉田瑞季選手)。監督や選手は、それぞれの表現で区民に今後の試合観戦を呼びかけた。
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