上矢部町在住の諸星流美子さんは10月18日〜21日、鎌倉妙本寺山門内のギャラリーで、夫の形見から裁縫技術を生かして作った作品約40点を展示した一周忌展を開いた。
スーツから地蔵、上着からロバのぬいぐるみ。くも膜下出血で倒れ3年間の闘病生活の末に昨年亡くなった夫の遺品からつくられたさまざまな品には、闘病生活の様子を示す写真や文章が添えられた。
「命の尊さを伝えたい」と企画した一周忌展には多くの人が訪れ、中には涙ぐむ人の姿も。最終日の衣装に亡き夫のスーツから作ったスカートを選んだ諸星さん。「立ち寄っていただいた方には、『こういうかたちの思い』があることを感じていただけたのでは」と話していた。
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