自身の人生と活動を語った
アルピニストの野口健氏が「目標を持って生きることのすばらしさ」をテーマに11月17日、戸塚区民文化センター「さくらプラザ」で講演した。
講演会は、（公社）戸塚法人会のオープンセミナーとして開催されたもの。野口氏が登場すると、来場者から大きな拍手が沸き起こった。
野口氏は、７大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立。現在は富士山・エベレストの清掃活動や沖縄での遺骨収集、環境問題に関する活動などにも尽力する。「落ちこぼれ」で停学中だった高校生の時に、なんとなく手に取った植村直己氏の著書が登山を始めるきっかけだったと話す野口氏。「自分で線路を引いて開拓した分進む」と、大きな野心を持つよりも今できることをコツコツと進めていくことの大切さを語った。
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