戸塚区版 掲載号:2014年12月25日号 エリアトップへ

崖地調査 年3千カ所に大幅拡大 台風被害受け市が方針

社会

掲載号:2014年12月25日号

  • LINE
  • hatena

 台風18号の影響による崖崩れで死者2人が出たことを受け、横浜市は市内の土砂災害警戒区域内にある危険崖地の現地調査を年間400カ所から3000カ所に拡大する方針を決めた。2014年度中に1000カ所を調査し、危険崖地対策を推進していく考えだ。

 市内には、土砂災害警戒区域内で崖崩れや土砂災害など二次災害の危険性がある高さ5m以上、傾斜30度以上の崖地が9815カ所存在している。市は6月から建築局の職員4人体制でこの崖地の安全確認パトロールを定期的に実施していた。しかし、少人数では1カ月に40カ所、年間でも400カ所程度の調査が限界で、横浜市会でも「すべての崖の調査終了まで25年かかる」と批判の声もあがっていた。さらに、10月の台風18号で緑区と中区の土砂災害警戒区域で崖崩れが起こり、死者も発生した。

 これを受け市は急きょ計画を見直し、専門家の協力を得るかたちで年間3000カ所に調査件数を拡大することに決めた。今年度中に1割にあたる1000カ所の崖地を調べ、2017年度までに調査を終了させたい方針だ。市建築局担当者は「二度と死亡事故が発生しないように早急に取り組みたい」と話している。

航空測量を検討

 これまでの安全パトロールでは現場の目視や崖地下の人家の有無などを主に確認。崖所有者が留守で敷地に入れないケースや建物に崖地が迫っている場合など平地からの調査が困難な場所も多く、調査方法が課題となっていた。そこで、植生が生息している崖などの地形データが把握できる航空測量も検討している。

 また、今後の現地調査では本格的な崖地の危険度判定を実施。斜面の形状や勾配、斜面からの湧水、表土の深さなど24項目を細かく調べ、A〜Dの4段階で危険度をランク分けする。さらに危険度の高い崖地については崖所有者に市の補助事業を紹介し改善を促す予定だ。

違法盛り土対策も

 緑区白山の崖地では業者による違法な盛り土が原因で死者1人が発生。依然として18世帯40人が避難をしている状況だ。このような宅地造成等規制法違反の場所が市内に243カ所あり、こちらの対策も課題が残る。市は盛り土の所有者を呼び出して是正を促しているが、資金面の問題などを理由に改善にはいたっていない。市の担当者は、今後の予定について「土砂災害警戒区域内や盛り土など、危険箇所の優先順位をつけて調査し、改善を促したい」と話す。

平成横浜病院

ヘルスケアセミナー5月18日(土)「排泄って大切!」参加無料・先着50名

https://yokohamahp.jp/

フォーラム映画上映会

横浜市戸塚区上倉田町435-1 045-862-5056

http://www.women.city.yokohama.jp/

<PR>

戸塚区版のトップニュース最新6

ビール作りに支援集まる

市大・木原生物学研究所

ビール作りに支援集まる 教育

春と秋の販売目指す

1月14日号

コロナうつ「工夫し解消を」

区内精神科病院院長

コロナうつ「工夫し解消を」 社会

外出自粛時の心構え語る

1月14日号

区内2,876人が門出

成人式

区内2,876人が門出 社会

密避け、2会場で分散開催

1月7日号

コロナ支援策を推進

吉泉戸塚区長

コロナ支援策を推進 社会

「一人ひとりを守りたい」

1月7日号

初の全国優勝を飾る

区内中学生硬式野球クラブ

初の全国優勝を飾る スポーツ

創立7年目での快挙

1月1日号

「コロナ対策、最優先に」

林市長インタビュー

「コロナ対策、最優先に」 社会

IR誘致は継続へ

1月1日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

  • 7月9日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

戸塚区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年1月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク