市政報告 「読書活動の推進」で活力ある戸塚に 横浜市会議員 中島光徳
新たな年のスタートとなる平成27年の新春を迎えました。戸塚区内のさまざまな地域で、皆様から多くのご意見をいただき議会質問を行っています。今回は昨年12月3日の本会議で一般質問をした、読書活動の推進について紹介させていただきます。
読書は、言葉を学び、知性や感性を磨き、表現力、想像力を高め、人生を豊かにする上で大切なものです。また「心を耕すくわ」とも言えます。昨年4月1日には、「横浜市民の読書活動の推進に関する条例」が施行されました。現在、区役所・図書館・学校が連携し、地域の特性に応じた読書活動推進の目標策定が進められています。
図書館は文化のバロメーター
今回の議会質問では、推進にあたり、特に図書館は、すべての市民が読書に親しむ地域の拠点であり、文化のバロメーターともいうべき施設であることから、一層の環境整備が重要と訴え、どのように充実すべきか市長に伺いました。市長からは、市民の読書活動の支援と図書館資料の充実・読書活動目標を実現していくとの答弁がありました。
さらに、学校司書の重要性を訴え、その導入効果について教育長に伺うと、学校図書館の環境整備が進み、本への興味・関心の向上、貸出冊数や読書量の増加につながっているとの答弁がありました。
また、学校司書に児童生徒の読書活動の効果的な担い手となってもらうため、市立図書館とのさらなる連携の必要を訴え、学校司書の活動を支援するために、今後の方向性について伺いました。教育長からは図書館司書の専門性を学校でも活かせるよう、学校司書支援のための研修等を充実させるとの答弁がありました。
読書環境の整備を
最後に条例施行を契機により一層、読書活動を推進するための機運を盛り上げ、読書環境の整備を図るべきと訴え、市として読書活動をどのように推進していくのか市長に伺いました。市長からは、より多くの人が読書に親しみ、楽しむことができるよう取り組んでいく主旨の答弁がありました。
想像以上の効果も
読書はアルツハイマーの予防、ストレスの軽減等の効果が見込めます。昨今、脳科学の研究では、1日5分の音読を続けると大人の脳が10歳若返るとも言われています。教育的効果としては、朝の読書の導入で遅刻・いじめが減少、落ち着きが出るなど想像を超える効果が報告されています。
本年も生きがいや誇りを持ち、地域で安心して生活できることを目的とする「人が生きる地方創生」を目指して取り組んでいきます。
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4月18日