横浜市会報告 街の不動産屋さんも見守っています 横浜市会議員 鈴木太郎
戸塚区役所が独自に実施している「みまもりネット」をご存知ですか?
これは「地域の皆さんと協力事業者が、日常の生活や仕事の中で、高齢者などの『ちょっと気がかり』なことに気づいた時に、地域ケアプラザや区役所へご連絡いただくことで、高齢者などをゆるやかに見守っていくシステム」です。これまでに新聞販売店や郵便局、コンビニエンスストア、理美容店など約200の事業者が登録事業者となっています。高齢化が進む中で、高齢者だけの世帯も増えています。高齢者だけで生活していると何かと不安ですが、地域の方々が見守っていると思うと安心です。この事業では、見守る人・見守られる人を特定しませんので、できるだけ多くの方がゆるやかな見守りのネットワークに加わっていただくことが大事です。
連絡受け状況確認
もうひとつ大事なことは、気がかりなことがあった時に、連絡を受けたケアプラザや区役所の職員が訪問するなど状況を確認することです。区役所のマンパワーだけでは臨機応変に対応できないかもしれませんが、戸塚区内のすべてのケアプラザが迅速な確認作業を行うことで見守り体制が整っているのです。
地域の安全・安心に
このようなネットワークが拡がれば地域の安全・安心はより充実します。そこで、私は街の不動産屋さんにもこのネットワークに加わっていただこうと思い、不動産屋さんの集まりである神奈川県宅地建物取引業協会横浜西部支部の方々に協力を要請しました。その結果、実に161社の不動産屋さんが新たにみまもりネットに加わってくださることになりました。
戸塚区は地域の様々な人たちの協力で高齢者も益々安心して暮らせる地域になります。ご理解ご協力くださった事業者の皆様に感謝申し上げます。
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