県政レポート 「徘徊高齢者対策」大きく前進〜予算委員会で答弁引き出す 神奈川県議会議員 そがべ久美子
かねてから認知症対策をライフワークとしてきた私そがべ久美子は、認知症に係る行方不明者発見を推進するため「警察相談総合管理システム」に徘徊高齢者の情報も入れるべきと主張し続けてきました。
3月9日に開かれた予算委員会では高齢者対策について質問し、当局より「警察相談総合管理システム」の有効活用について、前向きな答弁を引き出すことができました。
警察の管理システム活用
4月からスタートする「警察相談総合管理システム」が、徘徊高齢者の捜索にも活用されます!
日本は、10年後の2025年に4人に1人が65歳以上、そして認知症の人が700万人に増加するといわれる超高齢社会となります。国は高齢者の介護を施設入所から、在宅介護への転換を図っています。しかし、在宅介護の担い手となるのは、主に高齢者の家族であり、老老介護、仕事と子育てとの両立など多くの問題を抱えています。認知症が進行した方を家庭で24時間休みなく見守り続けることは、並大抵のことではありません。
認知症等により徘徊する高齢者が、自宅のそばだけでなく、交通機関を利用し県域を越えて移動することは容易に想像できます。警察に届出のあった行方不明者全般について情報を共有することによって、素早い対応が可能となります。
やはり警察の情報力、捜査力は圧倒的に頼りになりますので、新しいシステムの稼働は、県民の安心、安全に大きく寄与するものであり、徘徊高齢者の捜索にもたいへん有効ですので、大いに期待しています。
今後、さらに全国の警察がネットワーク化し県域を越えた行方不明者の早期発見につなげるよう推進してまいります。
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市長に子育て・子ども対策 質問!4月18日 |
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4月18日