神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2015年3月26日 エリアトップへ

横浜市 女性再就職で相談窓口 出産・育児後をサポート

社会

公開:2015年3月26日

  • LINE
  • hatena
相談に応じるカウンセラー
相談に応じるカウンセラー

 横浜市の男女共同参画推進協会は、結婚や出産などを理由に離職した女性の再就職を支援しようと、個別相談を受け付ける専用窓口を今月からオープンさせた。市が進める女性の活躍支援策の一つで、離職女性が抱える様々な不安に専門家がアドバイスを行っていく。

「働きたい」9割

 市が市内在住の女性932人を対象に昨年行った就業に関する意識調査では、出産・育児などを機に約7割の女性が仕事を離れている現状が明らかになった。うち、就業意欲のある人は92・6%と高い割合を占めたが、「すぐにでも働きたい・求職中」は9・8%、「現在抱えている不安や問題が解決されれば仕事に就きたい」が31・1%、「今すぐにではないが、いずれは働きたい」と考えている人が51・6%と、就労の意欲はあるが実際に行動できないでいる人の割合が高いことも明らかになった。

専門家が個別対応

 市はこの結果を受け、就労意欲のある人が抱える様々な悩みを共有し、行政が行う様々な就労支援に結び付けようと専用窓口「女性としごと応援デスク」を男女共同参画センター横浜北(横浜市あざみ野)に設置。キャリアコンサルタントの資格を持つ女性相談員3人が交替で個別相談を受け、アドバイスを行う。

 相談時間は約15分程だが、希望すれば予約制でさらにきめ細かい相談に対応するキャリアカウンセリング(40分)が受けられる。

 市民局男女共同参画推進課長の平沼英子さんは「調査で、家事との両立や様々な家庭の事情など多岐に渡り不安を感じられている人が多いことが分かった。そうした一つひとつの案件を把握し、解消へと結び付けていくことが女性の就労支援には必要だと感じている」と話している。

 女性の就労支援に詳しい関西学院大学ビジネススクールの大内章子准教授は「女性は悩みを内に抱えがち。まずは人に話すことで心の中を整理し、再就職に向け何が必要かを考えていくことが大切」と話す。

 市はこの窓口を女性の再就職支援の”玄関口”とし、就労意欲のある女性の再就職へと結び付けていきたい考え。今後はキャリア育成など他の事業とも連携しながら、総合的な女性支援を行っていきたいとしている。
 

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

硬式野球全国大会で金

戸塚中・河内さん

硬式野球全国大会で金

中本牧リトルシニア所属

4月25日

地球温暖化「考えて」

地球温暖化「考えて」

泉区が冊子を作成

4月25日

新区長に近藤氏

戸塚区

新区長に近藤氏

本紙に区政の展望語る

4月18日

新町名「ゆめが丘」誕生

泉区

新町名「ゆめが丘」誕生

大規模再開発が契機

4月18日

母校・明学の応援歌制作

スカパラ・茂木欣一さん

母校・明学の応援歌制作

戸塚で学生とお披露目

4月11日

開校式で新たな一歩

いずみ野小学校

開校式で新たな一歩

「学校の良さ2倍に」

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook