特別養護老人ホーム来夢の里(汲沢町295)で5月15日、ろう者フットサル(デフフットサル)女子日本代表監督を務める山本典城さんによる講演会が行われた。テーマは距離感の図り方やコミュニケーションの取り方。接する相手の一人一人の尊厳を守りながら仕事をする方法や、どのように職務に誇りを持つかといった考え方を、ホーム職員と登壇者が共有した。
講演会の前半は、山本さんがデフフットサルチームの抱える課題などを話し、後半は職員と山本さんの間で質疑応答が行われた。
障害者スポーツは、障害者に対する国の支援がチームの強さに関係してくるという。現在2カ月に一度全国からメンバーが集まり、合宿を行っているが、費用はすべて選手の自己負担。「課題は多いが、日の丸を背負う意識がやりがいだ」と山本さん。職員らは、コミュニケーションをとる時に気を付けていることなどを質問した。
デフフットサルは今年11月にタイでワールドカップが開かれ、日本も男女両チームが参加する。
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