平成27年度地域環境保全功労者・地域環境美化功績者「環境大臣表彰」の表彰式が6月10日に行われた。横浜市では3団体と1人が受賞し、前田町在住の安井友朗さん(61)が地域清掃や地域美化の啓発活動を認められ、地域環境美化功績者として表彰された。
賞は地域環境の保全や美化に顕著な功績があった人や団体の功績をたたえるもの。今年度は全国で51人、82団体が環境大臣賞を受賞し、地域環境美化功績者として認められたのは18人、41団体だ。
安井さんは1970年に発足した戸塚区環境事業推進委員連絡協議会の会長を33年間務めている。「未来に残すなゴミ、未来に残そう資源」をモットーに、毎月2回の清掃活動や、ごみ集積所の清掃を行うほか、昨年は横浜市職員と地域住民が集積所をチェックして回る「早朝ウォークラリー」を実施した。「桜のきれいな戸塚を、どこをみてもきれいにしたい」と語った。
活動の目的は【1】ごみの減量【2】まちの美化――の2本柱。課題は、既存住民と新住民との、ごみのマナーを巡るトラブル。だが、転入者が、出し方や分別方法を周りの住人に尋ねるなどコミュニケーションをとることが「その後の地域連携にも役立つ」とプラスに考える。定期的に行っている「さわやか清掃」でも交流の活発化を呼びかけている。
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