神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2015年7月23日 エリアトップへ

社福と地域 「つながる連絡会」始動 ともに課題の解決目指す

社会

公開:2015年7月23日

  • LINE
  • hatena
第1回連絡会で議論を進める参加者
第1回連絡会で議論を進める参加者

 地域の活動団体・組織と社会福祉法人がネットワークを構築し、相互協力により地域課題の解決を目指す連絡会が7月10日に発足した。初回連絡会には戸塚区内に事業所を置く約10の社会福祉法人等から約20人が参加し、各法人が抱える課題や、その解決策について議論を交わした。

 厚生労働省より、社会福祉法人の積極的な地域貢献活動への関わりが示されたこと等を背景に発足したのは「社会福祉法人と地域つながる連絡会」。地域団体等とのつながりにより、相互の利点を生かした取組みや、社会福祉法人同士の協働・連携により制度の狭間の課題に対して「点」ではなく、ネットワークによる「面」で対応することなどが期待される。

 発起人は社会福祉法人松緑会・特別養護老人ホーム松みどりホームの小倉徹施設長。連絡会の立上げには、高齢・保育・障害などの活動分野を超えたネットワークを構築することにより「ワンストップで(地域の)ニーズに応えることができる。さまざまな相談に対応できるよう、この連絡会を活用して協議・検討したい」との思いが込められていた。

 連絡会は、参加者が3つのグループに分かれて進行した。各事業所で実施している地域貢献事例の紹介、現状・課題の共有に続いて、その解決案についても議論を交わした。

 例えば【1】地域との顔の見える関係づくりに対しては「施設開放を進める」【2】施設の役割等の周知に対しては「ホームページや広報紙を活用する」――といった意見があがっていた。

 発起人の小倉さんは「(参加者の)お互いのやる気が伝わる良いスタートになった。地域の方々に『ここに社会福祉法人があって良かった』と思ってもらえるような戸塚区にするとともに、他区の参考になるような活動になれば」と連絡会の発展に期待を込めた。

 第2回の連絡会は10月ころ。今回提示された課題等の解決に向け、参加者がともに学べるプログラムも用意される予定。

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

新区長に近藤氏

戸塚区

新区長に近藤氏

本紙に区政の展望語る

4月18日

新町名「ゆめが丘」誕生

泉区

新町名「ゆめが丘」誕生

大規模再開発が契機

4月18日

母校・明学の応援歌制作

スカパラ・茂木欣一さん

母校・明学の応援歌制作

戸塚で学生とお披露目

4月11日

開校式で新たな一歩

いずみ野小学校

開校式で新たな一歩

「学校の良さ2倍に」

4月11日

開通に喜びの声

不動坂交差点歩道橋

開通に喜びの声

関係者が「渡り初め」

4月4日

精神障害サッカーで全国へ

飛田秀樹さん(泉区岡津町)

精神障害サッカーで全国へ

「喜び分かち合いたい」

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook