区の頂点に立ち、今日から始まる専大カップに出場する南戸塚少年野球団の監督を務める 我妻 崇さん 戸塚町在住 46歳
「明るく楽しく元気よく」
○…「今大会では試合を重ねるごとに選手それぞれの成長が見られた」。6月に区で行われた大会で優勝し、きょう8月6日に開幕する専修大学カップへの出場権を獲得した。「創部31年の歴史の中で優勝したのは19年前に1度あっただけで、今回で2度目。チーム一丸となり総力戦で勝てた」とチームを俯瞰する。重要な試合は初戦の優勝候補との対戦。「胸を借りるつもりで挑んだ」。結果は6対5で勝ちをもぎ取った。「個々が精一杯出し切った。結果的にここで勝った事実が優勝への道を作る事になった」と遠くを見つめる。
○…監督を務めるのは今年が初めて。去年も「やってくれないか」との声がかかったが、訳あって辞退。今回は小学6年生の息子がキャプテンを務めるチームの監督を引き受けることになった。「グラウンドでの監督としての関係と、家での父としての関係はしっかり分けている」とキッパリ。甘えを見せたキャプテンに対し「グラウンドから出ていかせる時もあった」と監督としての厳しい一面を見せる。
○…現在の趣味は辻堂でサーフィンをしたり、妻の実家に帰省した際にキャンプに行ったり、スノーボードをしたりすること。「最近は野球に専念しているからなかなか趣味の時間は持てないけどね」と苦笑い。「幼い頃はスポーツ少年で、一日中外で走り回っていたよ。あの頃はゲームとかもなかったからね」と昔を振り返る。好きな言葉は「愛」。愛がある事で「ありがとう」の言葉にも重みが増すという。「愛するものがある人間は強いしね」と笑顔でさらり。
○…チームのモットーは「明るく、楽しく、元気よく」と胸を張る。8月の大会での目標は「一戦でも多く試合を勝ち進めること。そしてその次は戸塚区野球大会の秋季大会での優勝」と表情を引き締め「これからは追う立場ではなく、追われる立場。一つ一つを確実に」と語尾を強めた。
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4月18日